賢威6.1新機能 canonical(カノニカル)が指定可能に!SEOを徹底強化!
賢威6.1で新しく搭載された機能の1つに、canonical(カノニカル)の
個別設定機能が追加されました。
canonicalはGoogleも強く推薦している部分で、
重複を嫌うGoogleには持ってこいの機能になっています。
SEO対策としても重要で、今後利用頻度はどんどん増えてくると思いますので、
この新機能追加はうれしい部分ですね^^
使って便利なcanonical機能ですが、使い方を間違えると
非常に危険ですので、本日は役割や利用方法などをご紹介しておきます。
賢威6.1新機能 canonical(カノニカル)の使い方
まずは、賢威で搭載されたcanonicalタグの使い方を説明しておきます。
使い方は非常に簡単ですが、使い方を間違えると検索エンジンに表示されなくなったり、
危険な部分もありますので慎重に利用しましょう。
賢威をインストールすると、WordPressの投稿画面や固定ページ画面に
下記のような「canonicalURL」パネルが表示されますので、
ここに適正なURLを入力してください。
基本的な設定は、これだけです。
「canonicalURL」が表示されない場合は、パネルが隠れている場合もありますので、
右上の表示オプションをクリックして、パネルを表示させてください。
canonical(カノニカル)の重要性!
それでは、canonical(カノニカル)について説明しておこうと思います。
以前にメインサイトの方でもご紹介していますので、
合わせて参考にしてくださいね^^
⇒賢威6.1に搭載された「canonical(カノニカル)」のSEO的な重要性
canonical(カノニカル)とは、名称でいうと、URLの正規化と呼ばれており、
検索エンジン上に、どれを表示させたいか指定するタグになってます。
本来の使い方ですが、URLにはいろいろな表示方法があり、
それのどれを代表にするか決めるときに利用します。
例えばですが、
abc.com
www.abc.com
abc.com/index.html
www.abc.com/index.html
本来ドメインの表示にはいろいろな種類があり、↑のような表示パターンがあります。
すべて同じサイトが表示されますので、一見は同一なのですが、
検索エンジンは全て別のサイトと見なしますので、重複サイトやコピーサイトとみなしてしまう可能性があります。
また、もったいないのがリンク評価の分散です。
Aさんは「abc.com」に被リンクを送り、Bさんは「www.abc.com」に被リンクを送ったとしたら本来2つの被リンクを獲得できていますが、
検索エンジン上では、別ドメインで別々にリンクをもらっていると見ますので、
評価を損してしまいます。
こういったことを防ぐのが、canonicalタグで、
それぞれの表示ドメインに対して、どこを正規とするか指定できます。
abc.com :正規URLに決定
www.abc.com ⇒canonicalタグ「abc.com」
abc.com/index.html ⇒canonicalタグ「abc.com」
www.abc.com/index.html ⇒canonicalタグ「abc.com」
このように指定しておけば、どこに被リンクが貼られても、
被リンクパワーを正規URLに送ることが可能です。
canonicalタグは、こういった利用方法が可能ですので非常に便利ですね^^
重複しそうなページはnoindexタグで検索エンジンから除外しても良いですが、
それぞれにパワーを送れる分、canonicalタグの方が効果が高いです。
ただ、パワーが送れるといって何でも感でも送るのは、スパムになります。
あくまで重複している関連記事に行います。
賢威6.1のでcanonical(カノニカル)タグの利用方法
canonicalの意味を理解して頂いたところで、
賢威6.1で搭載された機能をどのように使うか解説して行きますね^^
賢威では、あくまでcanonicalは記事単位で入れることができますので、
本来の「www」などのURL正規化に利用することはできません。
では、どういったときに利用するかというと、
■続きページがある記事、
1ページ、2ページ、3ページと1つの記事が長くなっていく記事で、
必ず①から読んで欲しいって場合は、全ての続きページから1ページ目に向けて、
canonicalを送ります。
■シリーズ記事
ブログなど日々更新していく場合は、同じような記事やその後の記事、検証など
似たような記事を書くことがある場合は、最新に向けてcanonicalを送ります。
■カラー違いや地域ネタなど重複記事
色違いの商品や地域ネタなどあきらかに重複してしまう記事など
優先的に表示させる部分を決めてcanonicalを送ります。
主にこのようなときに利用します。
その他、いろいろなSEO対策などで利用が可能です。
canonicalは、先頭の記事にパワーを送れますが、
送った記事は、検索エンジンで表示されなくなります。
効果が強い分取り扱いも注意ですので、適切に利用しましょう!
以上
賢威6.1新機能 canonical(カノニカル)が指定可能に!SEOを徹底強化!でした。